サント・クレウス
1923年以来のステンドグラスの保存と修復

サンタス・クレウスのステンドグラスは、カタルーニャで最も古いステンドグラスである。 この修道院は、カタルーニャ地方で見学できる最大規模のシトー会修道院のひとつであり、13世紀初頭のステンドグラスの数々が保存されている唯一の修道院である。
ゴシック様式のステンドグラスは、16世紀の修復と19世紀の修復を含め、すでに何度か手が加えられていたが、16世紀に火災で焼失したステンドグラスのガラスと鉛が使われていた。
シトー修道会のステンドグラスは、淡い色のガラスと、結び目のあるリボンのモチーフのような、具象性のない幾何学的なパターンに従ったデザインが特徴で、中には割れて破片が散乱しているものもあった。
介入の目的は、ステンドグラスの劣化を食い止めることだった。 等温保護グレージングシステムが設置された。